トリガーポイント療法はどのように効くか
悪循環から良循環へ
前ページの「トリガーポイントについて」で、トリガーポイントは悪循環を繰り返すことで発生するというお話をさせて頂きました。
では、トリガーポイントを無くすには、筋肉の状態を改善するには、どうすればよいのか??
それは、この悪循環をどこかで止め、逆に良循環(改善方向)へと体を導いてあげることです。
どこで止めるか??
それは血液循環です。
人の体は元々悪くなれば、それを良くしようとする(元通りにしようとする)働きをもっています。
体を良くするには、細胞に活発に働いてもらわなくてはなりません。
そのために細胞は栄養と酸素を必要とします。
この栄養と酸素を細胞に届けているのが血液なのです。
さらに血液は、老廃物や疲労物質などの体に不要な物を、洗い流すという役割もはたしてくれます。
この様に血液は、必要な物の配達と不要物の回収を行ってくれる、体にとって非常に重要なものなのです。
血液が運ばれると体はどの様に変わるか
栄養・酸素が運ばれる・不要物を洗い流す
↓
細胞が活発に働く
↓
筋肉に柔軟性が出てくる・痛み違和感の減少
↓
体の動きが大きくなる
↓
筋肉のポンプ効果により更に血流が良くなる
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体の改善
というようになります。
血液循環をよくするための施術
血液循環を良くすると、体に良いことがあるというのはわかっていただけたと思います。
それではどのように血液循環をよくするのか??
トリガーポイント療法では「虚血圧迫法」という技術を使います。
難しい言葉ですが、原理は簡単です。
水がチョロチョロと出ているホースを思い浮かべて下さい。
これを足で踏むと水が出なくなります。
しばらく踏んだままにしてから足を離すと、今度は勢いよく水が放出されます。
ただこれだけのことです。
これを体で行おうということです。
実際どの様に行うかは次の様になります。
まず触診によりトリガーポイントを探しだす
↓
親指・肘などを使い圧をかける
↓
圧をかけたまましばらく静止
(ホースを踏んだ状態)
↓
圧を一気にゆるめる
(足を離した状態)
↓
今まで届いていなかった所へ血液が流れる
非常に単純明快ではないですか??
単純ではありますが、なぜよくなっていくのかわからない、なんとなくで体が良くなっていくというような施術、よりも十分説得力がありますし、効果が期待できると思います。
実際わたし自身も、様々な施術方法がある中で、最も納得できましたし、施術を受けて頂く方にも理解して頂きやすいと感じています。
そしてもちろん効果もしっかりと出ています!!
これがトリガーポイント療法であり、他の施術方法との考え方の違いです☆
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